短歌コラボビジュアル&コメント

空前絶後のベストセラー歌集『サラダ記念日』で、短歌の歴史に革命をもたらした天才歌人・俵万智
TBS『情熱大陸』に出演し、空前の短歌ブームの火付け役の一人となった〝現代短歌の新世代″・木下龍也
短歌最前線で活躍し、共感を呼ぶ短歌が若い世代にも人気の気鋭歌人・岡本真帆
雑誌『Numero TOKYO』での「恋」をテーマで短歌の連載し、歌集『初恋』などで“恋の短歌の名手”として知られる歌人・染野太朗
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燃え殻(作家)
もし自分だったら、を登場人物たち一人ひとりに思いながら観ていました。
もし自分だったら、寄り添えるだろうか。寄り添ってもらえるだろうか。あきらめないだろうか。
水野良樹(いきものがかり/HIROBA)
二人の手を分かつ、暗く深い谷に
たがいの言葉が沈んでいく。
そのさまを眺める月菜と良城の表情に
寂しさも焦燥も、
悔しさもあきらめも、
たゆたう欲望も、
すべて浮かんでいた。痛々しいほどに。
ひとはきっと、
確かめたいから手を伸ばすんじゃない。
選びたいから手を伸ばすんだ。
自分が笑っている未来を。
そして、誰よりも愛するひとが、
笑っている未来を。
服部樹咲(女優 『ミッドナイトスワンなど)
脆くて繊細で、それでも踠きながら自分の気持ちと闘い続ける2人が、普段の私の誰とも共有できない孤独な気持ちにそっと寄り添ってくれました。誰しもが抱える孤独に寄り添い続ける内田監督。間違いなく監督にしか作れない映画でした。